【全国】「事業再構築補助金(最大1億円)」は来年度も実施されます。

「事業再構築補助金」は来年度も実施されることになりました。

日本経済新聞:2021年11月18日「経済対策の財政支出55.7兆円、給付金など膨張 19日決定」より

新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金です。

千葉県佐倉市の中小企業診断士です。

事業再構築補助金とは、「新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金」です。

よこの山プランニングでも、第1回目から現在公募中の4回目まで継続的にサポートに加わらせていただいております。

事業再構築補助金継続の発表

日本経済新聞2021年11月8日 「新しい資本主義実現会議」の緊急提言の全文」

政府は、11月8日にて、「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとして、「新しい資本主義実現会議」の緊急提言を行いました。

その中の、「事業再構築・事業再生の環境整備」という項目の中で、

コロナ禍の中で、資金繰りの円滑化を図り、中小企業の事業継続の支援に万全を期すとともに、ウィズコロナ、グリーン、デジタル化といった構造変化に直面する中小企業の事業再構築や生産性向上を支援する。

特に事業再構築補助金については、宿泊施設における施設改修、飲食店におけるデリバリー販売の導入、オンラインでの商品やコンテンツの販売のための機器の導入、将来を見据えてガソリン車向け部品の製造から電動車部品の製造へ転換するための設備投資など、幅広い取り組みを強力に支援していく必要がある。

と発表しています。

「事業再構築補助金」は来年度、確実に実施されることが分かります。
ただし、特定の事業に対する加点措置(採択されやすい仕組み)が入るかもしれませんね。

より申請しやすく、再生支援にも使いやすく?


日本経済新聞2021年11月20日「企業向け支援、事業継続へ最大250万円」より

ただし、単純な継続というよりも、若干の変化もありそうです。

上記図のように、「赤字や債務超過の企業の再生を援助」とありますので、財務状況が厳しい企業に対しては一層の補助もしくは加点措置が入るのかと思います。

また、減収要件を緩和とありますから、それほどの減少に至っていない事業者にも広く使える制度になるのかもしれませんね。

いずれにしても、補助金は給付金と異なり、必ず入金されるものではありません。
審査要件に併せて事業計画を作り、事前提出する必要があります。

よこの山プランニングは千葉県佐倉市にあります。
近隣の事業者様にとって気軽にご相談いただけるかと思います。

<千葉県佐倉市の事業者様:併せてご確認ください。>