販売促進ノウハウは保育園行事でも学べたこと。

保育園行事で販売促進についての技術について考えることがありました。

保育園でお仕事説明を行いました。

先日、長男が通う保育園の行事で、“お父さん、お母さんのお仕事体験”イベントがありました。

言ってしまえば、「キッザニア」みたいなものです。

子どもたちは4~6人くらいで1チームとなり、

15分程度で色々なお仕事ブースを回り、

楽しく仕事体験をする企画でした。

小学生や中学生になると、実際にお金の仕組みを加えた催しがありますが、

保育園でこのような取り組みは非常に珍しいのではないでしょうか。

“ブース出展”する保護者は有志によるもので、
せっかくの機会なので、

私も”中小企業診断士”として参加いたしました。

・・・自分なりにいろいろ調べてみましたら、

「コンサルティング」の仕事を幼児向けに講習していることって

日本ではほぼ無いことが分かりました。

参加表明以降、色々自分なりに考えたり、

他の中小企業診断士仲間の方々へ相談してみましたが、

おおよその回答は「無理」「やめとけ」でした。

しかし、やめろと言われれば言われるほど、

天邪鬼な性格ゆえに「どうにかできないものか」と考えてしまうものです。

それなりに、アイデアをひねり出して当日を迎えました。

まわりは

パン屋(パンづくり!)

デザイナー(小物づくり!)

美容師(マネキンをバリカンでカット!)

消防士(消防服を着て体験!)などなど・・・

非常に強敵だらけでした(^_^;)

その結果・・・

・・・閑古鳥状態でした。

・・・人が来ないってさみしいですね・・・。😢

とある”仕掛け”のおかげで助かりました。

しかし、

この仕事体験企画を考えた某お父さんはなかなかの策士であり、


なんと「スタンプカード」を用意していました!!


スタンプカードは子ども達に1枚ずつ持たせており、

1ブース毎にスタンプを1つもらう仕組みであり、

全てのブースを回れるか!?というチャレンジになっている仕掛けです。

スタンプカードの効果は絶大であり、
”コンプリートしたい”という心理に働きかけ、


私のブースにも終盤多くの子どもが押し寄せてきました。(笑)

結果として、ほとんどの子どもが我がブースにも参加してくれました。
なかにはスタンプを押すと、ダッシュで逃げていくクソガキもいましたが。

いつも以上に表現に苦悩する筆者

ちなみに私が考えた中小企業診断士ブースアイデアは
「お弁当屋さんの経営改善」をテーマとしたものでしたが、
それだと流石につまらないかなと思いまして、
動画配信も加えたものにしていました。
実際に参加してもらうとそこそこ喜んでくれていたみたいです。

動画配信で何とか面白味を出そうと必死の筆者

しかし、

後日先輩診断士に本件を話すと、予想外のコメントが・・・。


「アホたれ!そういうときは、ヨーヨー釣りとかボールすくいとかやるんだ!」


と怒られました。(笑)

そのときは、「またこのオッサン、イカれたことを言ってるなあ・・・」と思いました。

しかし、後日思い返してみると、確かにその通りだと考えるようになりました。

「販促活動(はんそくかつどう)」は、主に集客・購買に直結する取り組みであり、
それはすなわち、読んで字のごとく”反則技スレスレ”だって選択肢に入る可能性があります。

次回(次男のとき)には、私は必ず今回のリベンジを行います。
そのときに向けて、反則技を極めておきたいと思います!

まずは、仮面ライダーを活かすことか?・・・。

今回から学んだ販売促進のこと。


1.スタンプカードはコンプリート心理に働きかけ、回遊を促進させる。
2.販売促進はすなわち”ハンソクワザ”。